稽古は進む。タタキも進む。日々出来上がっていくセットの中で芝居がどんどん煮詰まっていく、もちろんよい意味で。面白くなって来たよ!

えー僕はわりと細かいことをぐちぐち言うタイプなので、1日にそんなに多くのシーンはやりません。ガーとなっちゃうと、1時間でも2時間でも同じシーンを繰り返します。俳優は大変だろうなーと思うけど、でもしょうがない。気になっちゃうんだから。よく付き合ってくれるよなーとかとても無責任に思ったりもするが、お陰でどうにか芝居を作れている。

演出が右手を挙げてと言えば、俳優は右手を挙げる。当たり前と言っちゃあ当たり前だが、ちょっと考えてみれば不思議なことだ。右手を挙げてと指示を出したとして、例えばどんな右手の上げ方をするか、それは(それこそが)俳優の自由である。しかし、そこで左手を挙げられてしまったら、もう僕にはどうすることもできないのだ。

そう、どうすることもできないのだ。
世界を創っているのに。
否、世界を創っているからこそ、、、なのか?

根拠のない信頼。世界は案外そんなものでできているのかも知れない。

コメント
コメントする
トラックバック
この記事のトラックバックURL