私が今夏TOKYO SCAPEでお世話になる、風琴工房の『砂漠の音階』が明日、12日迄やっています。
エネルギーあふれる劇団員と、全く違ったタイプの3人客演陣。
とても魅力的なお芝居になっています。
そして面白かった。
お暇があればぜひぜひ。
明日千秋楽19時開演、場所は下北沢ザ・スズナリです。



砂漠の音階
ーーーーーーーーーーー公式サイトよりーーーーーーーーーーー
【物語】
1936年3月12日、
北の大地に春まだ遠い、なんの変哲もないある日。

太平洋戦争開戦まであと5年、
原子力の雨が長崎・広島に降る日まであと9年、
35歳の中谷宇吉郎ほか助手や学生たちは、
今日も北海道大学の常時低温実験室である研究に没頭していた。

中谷たち研究チームは、
完全なかたちの雪の結晶を作りたいと日夜研究を重ねていた。
人工的に作りあげた雪の結晶が、
どうしてもシンメトリのうつくしいかたちにならないのだ。

中谷は言う。

「研究だけのことを言うなら不完全な雪でも十分だけれど、
つまらないねえ。
せっかくだもの。六花の雪を降らせたいとは思わないか。」

これは、
あとで振りかえるとちいさく歴史に名をとどめるかもしれない、
六角形のちいさな結晶にまつわる、
とある冬の日の物語。

風琴工房の新作「砂漠の音階」は、
雪に捧げた研究者の人生を凝縮したいちにちのおはなしです。
希望を研究したひとたちの、
あかるく、すこしだけ滑稽な、胸にしみいる「その瞬間」を描きます。


風琴工房公式サイト

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