連投恐縮ですが作・演出の横田です。

続いてご紹介するのはヒンドゥー五千回の久我さんです。前作「アメフラシザンザカ」では妖怪アメフラシを演じてくれました。僕は久我さんのことが一方的に大好きなのですが(変な意味じゃありませんから)、それは何なんだろうと考えてみたところ、頭と体の柔らかさではないかと思うんです。本の読みの深さとその発想力の豊かさは他の追随を許しません。実際に体が柔らかいかどうかは知りませんが、何をしても憎めないその風貌とキャラクターはそれこそ得がたい人なのです!

そんな久我さんが出演する2作目「お巡り」のテーマは「怒り」。とにかくみんな怒ってるんですが、久我さんはそんな怒りんぼな人達をのほほんと仲裁するお巡りさん役を汗かきながら演じております。まるで有名な古典落語「三方一両損」の大岡越前守の様です!ご期待下さい!!

---
しかし落語の「三方一両損」は良く出来たお話ですね。
「お巡り」は、現代の「三方一両損」を目指して描いた作品です。










 

更新が遅れてしまいました。
作・演出の横田です。
今回久しぶりに舞台美術も担当しているため、何かと忙しく、、、

さて。稽古も残すところあと一日となりました。
4つの作品の密度がギュッと濃くなって、初日が待ち遠しい今日この頃です。

今回、作品のテーマをそれぞれ「喜怒哀楽」の一文字から頂きました。もちろん作品毎にいろんな感情が渦巻いているわけですが、まるで落語の様々な噺(暮らしの中の噺、職業の中の噺、人情噺、怪談噺)の様にタイプは異なります。さらにキャスト12人すべてが全然違う生き方をしていますから、12人の日本人の物語、、、といった見方もできるかもしれません。そんな12人を繋ぐものは唯一「谷繁」だけ。果たして「谷繁」とは何なのか?!(しつこいですか?)

今日ご紹介するゲストは佐治静さん。座組で一番若い女の子です。なぜか正面の写真は撮らせてもらえませんでした。シャイですね。以前から互いに顔ぐらいは知ってましたが、がっつり知り合ったのは去年のワークショップ。静かに燃える炎のようなエナジーに溢れていました。今回の稽古場でも、その青白い炎は健在でしたね。彼女を見ていると、やはり俳優の武器というのはその感情の煌めく振幅なのだと思わずにはいられません。可愛い上にいい武器持ってるんです!

そんな佐治静さんが今回出演するのは最初の演目・喜びの「名付け親」。出産を目前に控えた華麗な若奥様を演じています。ご期待下さい!

・・・
ちなみに旦那は北川君。二人を見てると若さって良いなーって素直に思えます。
あったんだけどね、僕にだって。

 
作・演出の横田です。
「人の思い出話ほどつまらないものはない」は、最初四コマ漫画みたいな短いテキストを沢山書いて、それを繋ぎ合わせたらどんな風になるか、、、といった、かなり実験的なところから立ち上がった作品です。形式としては、去年の今頃に上演した「鈴木の行方」に近いかもしれません。もちろん俳優は短くちぎれないので、稽古場で試行錯誤しながら肉体的に繋げていくわけですが、すごく面白い作業であると同時に、時にはハカのない状況に陥りがちです。二ヶ月の間、ずっと三人(僕と出演者二名)でゴロゴロ転がしてきた様々な可能性の中から、妥協せず、今僕たちが一番ビビッドに思えるラインを見出す作業、、、一筋縄ではいきませんが、でもだからこそ僕たち三人で作ることに意味のある、ただ一つの作品になると信じて今日も稽古場でゴロゴロと稽古に勤しみます。喜怒哀楽の「哀」のパート。果たしてどんな作品になっているのか、ご期待下さい!

さて。キャストの紹介、三人目は小林至さん。双数姉妹という、劇研出身の大好きな劇団の俳優さんです。同い年ということもあり、テレビや映画など同時代の空気満載で、何か例えを出すと大抵通じるのが嬉しいですね。それこそ相手役のたてちんなどぽけーとしています。ぶっきらぼうに台詞やいろんなものをぶん投げる様は、まるで往年の映画スターのようにその優しい生き様が見え隠れして断然素敵なのです!

そんな至さん、今回は「人の思い出話ほどつまらないものはない」にて物忘れの激しい男をそれこそぶっきらぼうに演じています。お見逃し無く!!

 
作・演出の横田です
今回、稽古風景を撮影して公開しようと言いだして僕が担当になったのですが、当然演出しながら撮れるわけもなく、しかし短篇集のため稽古場には僕と常に出ている俳優達しか居らず誰も撮ることができないことに気がつきました。浅はかでしたね。今日もキャスト紹介するはずだったのに写真撮るのを忘れてしまいました。
仕方が無いので、我が家のネコを紹介します。

我が家のネコ・元気君(オス五歳)との出会いは二年程前になりますか。私も妻も犬派だったのですが、娘の熱意に押され震災で身寄りを無くしたネコを頂いてきました。前の飼い主さんが良い人だったのでしょう。粗相もしないし人なつっこいしで娘も妻も私もあっという間にメロメロになってしまいました!本当に出会えて良かったネコなのです。

そんな元気君が今寝ているのはニトリで購入した丸ざぶとん。サイズぴったり!

・・・
稽古は大詰めを迎えています。
ご期待下さい!


 
作・演出の横田です。
今朝、整形外科に行きました。右胸のレントゲンを撮ったのですが、スケルトンな肋骨に明瞭なズレがあるわけでもなく「折れてるかヒビが入ってるかだね」と先生も曖昧な様子。触診されると激しく痛いのでまあ先生の仰る通りなんでしょうが、、、一ヶ月の安静を言い渡されましたが本番は来週!安静にしてる場合じゃありません!!しかし俳優ではないので体だけ安静にします!!(世話をかけるね劇団員・・・)

さて。二人目のご紹介は辻川さん。親愛の情を込めて「ねえさん」と呼ばせて頂いております。底なしの女優魂を抱えて無尽蔵のマグマエネルギーを爆発させるねえさんを見ていると、僕はなぜか「七人の侍」の三船敏郎を思い出します。腰の据わりと言いますか。しかし普段は実に素敵な女性でありまして、今回ご一緒できてとても嬉しい女優さんの一人なのです。

そんな「ねえさん」こと辻川さん、今回は短篇「お巡り」で松田という庶民派の女性を演じています。その怒りっぷりに目を奪われること間違いなし!必見です!!

 

作・演出の横田です。
役者というのは本当によく分からない生き物で、ふとしたことをきっかけにガラリとその存在が変わったりします。その変化の理由は僕には本当によく分からなくて、でもだからこそ稽古場はドキドキワクワク楽しくて仕方が無いのです。

さて。恒例のゲストの紹介をさせていただきます。
今回は7名の方に参加して頂きました。
トップバッターは北川君。十七戦地という気鋭の劇団からの参戦です。出会いは去年のワークショップですね(ん、もっと前だったかな?)。純で気持ちのいい若者っぷりに惚れました。寡黙なのにオープンスタンスという素敵な資質の成年男子・北川君。「横田が言ってると思うと気持ち悪い台詞なのに、北川君が言うと何故かキューンとなる」(劇団員女子談)のだそうで、全くもって作家冥利につきる今日この頃なのです!

今回の北川君、短篇「名付け親」で新婚夫婦の夫役をキュートに演じております。惚れそうです。
ご期待下さい!!



 
夏になってきました。如何お過ごしですか?
プロ野球選手の谷繁さん(中日)、このところ大活躍ですね。2000本安打に続いて連続通算2831試合出動!歴代二位であの王選手に並んだそうで、、、すごい!24年間ずっと現役って、本当にすごいことだと思います。応援しています!

さて。私どもの「谷繁」は、絶賛稽古中でございます。
今回、少人数の芝居を作りたくて短篇集を企画しました。ですから出演者は全部で12名居ますが、作品毎に全く別の稽古時間のため他のチームの人と顔を合わせる機会がありません。昨日は4チームが互いの作品を見合う「総見」の日でした。全員が久しぶりに顔を合わせて、終電過ぎまで意見を言い合う賑やかな一日となりました。

今日から作品毎の作業から全体を通しての稽古へ移行します。
果たしてどんな作品群になるのかご期待下さい!


追記:一昨日の夜、カンフェティへ送るチラシ(30キロぐらい?)をたてちんと運搬中、事務所の階段から無様に落ちてしまいまして、、、小学生以来になりますか。空を飛びました。落ちたところが土で本当に良かったのですが、胸と顔を強打してしまい、今も胸が痛く月曜日に病院へ行ってこようと思います。
果たして!












 

雨不足、心配ですね。
さて。登場が遅くなりましたが、稽古は順調に進んでおります。
今回はとあるタワーマンションで生活する4つの世帯についてのお話です。タワーの部分に大した意味はないのですが、まあなんというかカタチ的に?現代の長屋のようなイメージが僕にありまして(住んでる方、怒らないで下さいね!あくまで僕のイメージです)。集合住宅でさえあれば良かったんですが、普通のマンションや団地やアパートだと、なんとなく想像がつきすぎて今回は面白みが半減する気がして、タワーマンションなら住んだこともないし、変に縛られることもなくていいかなーといった感じで。今回の僕の興味はずばり、ご近所さんの生活です。

僕が学生時代に住んでいたボロアパートは、なぜか僕以外の住人全員が柔道部員でした。天気のいい日には大量の柔道着が干されるのに、僕はほぼ誰とも顔を合わせたこともなく、夜も大変静かで、きっと皆、毎日柔道部の合宿で山ごもりに行っているに違いないと思っていました。ある日の夜、サークルの仲間と部屋で酒を飲んでいると、玄関がノックされました。磨りガラス越しに巨大な人間のシルエットが見えます。恐る恐るドアを開けたのですが、背が高すぎて顔の口ぐらいまでしか見えません。「少しうるさいので静かにしてくれませんか?」そう静かに言うと、彼は隣の自分の部屋へ戻っていきました。

僕はそのアパートに2年ほど住んでいましたが、住人と話したのはこの時だけでした。彼らがどんな暮らしをしていたのか、今となっては知りようもありませんし、特に知りたいわけでもないのですが、この、壁一つ隔てた隣の部屋を知りたいような知りたくないような心持ち、分かってもらえるでしょうか?

短篇集「谷繁」の各話では、それぞれ全く別の営みが行われています。彼らの生き様の中に、もしも自分とよく似通った性癖や心情を見出すことができれば、きっと普段の自分ではない、全く別の人生の機微を体験することができるかもしれません。
そして一体、「谷繁」とは何なのか?

ご期待下さい。