高校生との芝居作りはとても楽しい。日頃の先生の指導がいいからとても前向きである。後ろ向きはいけない。何も始まらない。もちろん、先生に見せない顔もあるだろう。なんたって高校生だもの。でも、それにしても総合学科の表現系列である。ちゃんとお芝居しようと思ったら、どうしたって人としてキチンと向き合う必要があるわけで、だから普通科の高校なんかと比べたら、先生と生徒の距離はとても近いと思う。そんな状況の中での日頃の先生の指導。偉大である。恵まれてるなぁ、高校生。うらやましいぞ。演出をする身としても、これほど勉強になって面白い現場はない。最後まで全力で向き合いたいと思う。

えーそして「春のズボンと秋のブラシ」の稽古。いい感じだ。カユいところをハジからつぶしていく作業。結局のところ、これの繰り返しなんだよね、演出なんて。でもときどきどうしてもカユみが取れない場所があり、そこであーだこーだ粘っていると想像以上の何かが生まれたりする時があり、あーだから芝居はやめられないんだなぁと思ったり。

あ、あと全然関係ないけど、ぬま(【散歩道楽】俳優:飯沼由和)はどうしていつも飲みに来てるの?つらいことでもあったのか?

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福島県立いわき総合高校・総合学科・表現系列2年次生アトリエ公演
「陽だまりの猫」
作/金井博美 構成・演出/横田修
期日:2006年2月25日(土)26日(日)14:00〜(両日共)
開場:高校内アトリエ
料金:入場無料



ついさっき福島着。いわき総合高校の本番がいよいよ来週に迫ってきた。正念場。みんながんばろう。

先週も今週も福島行きの終バスに乗る前に芝居を観た。先週は「柿喰う客」の『親兄弟にバレる』。下ネタばっかなんですが、あそこまで徹底してると後半は慣れてきて下ネタじゃないと物足りなくなるから不思議。まあ好き嫌いあるだろうけど僕はかなり好きです。

そして今日は「田上パル」プロデュース『報われません、勝つまでは』を観た。熊本のとある高校のハンドボール部が舞台の汗臭い男芝居なんだけど、もの凄い面白かった。旗揚げ公演でこれじゃあ、これからどうなるのか想像もできないよ。本も俳優も演出も将来性ばっちり。次の作品が楽しみだよ全く、、、今週末までやってるのでお時間ある方は是非観てください。

「柿喰う客」と「田上パル」、共通点はニオイだろうか。別に本当にくさい訳じゃない。なんちゅーか、泥臭くって人間くさいのだ。僕も人のそういうところに惹かれるし、そんな芝居を作りたいと思ってる。


ときに、このブログって稽古場日記のはずなんだけどほぼ飲み会のことしか書いてないですね。まあいいんだけど。サプライズパーティー、、、僕は劇団で一度もされたことがありません。それどころか誰かのサプライズがあるよってことすらあまり知らされないことが多くて関係ないのに勝手に驚いてたりして、ま、これも一種のサプライズと言われればそれまでなんですが、ちょっと違うと思うのです。

「春のズボンと秋のブラシ」の稽古はとても順調です。戯曲もそんなに長くなくてシンプルだから、分かりやすいのかも知れない。早く通しをしたいもんだ。


タテヨコ企画の主宰・横田です。

ここは、劇団員と客演の皆様がいろんなことを書きなぐるブログです。

実は1月の中旬から稽古は始まっています。いつも大体2ヶ月は稽古期間を取るのですが、それにしても早い。理由ははっきりしていて、僕が2月末に福島県のいわき総合高校で芝居の演出をするからなのですが、何にしても、割と早い時期からじっくりと芝居を作っていくのが実は好きなのです。スケジュールの都合などでいつもこうなるとは限らないのですが。

えー知ってる人は知ってると思いますが、僕はこういう場で大して面白いことも書けない人間でして、まあじゃあどういう場なら面白いことが書けるのかなんて聞かないでほしいと心から願っている、ホント取るに足らない人間ですので、他のみんなが面白そうなことを書きつづるのを横目でみつつ、地味に芝居作りとか劇団のこととかをぽつぽつゆるゆる書こうと思ってます。

どうぞ、よろしく。